Debian lennyの設定/DDNS/NTP/
DDNSの設定
DDNSクライアントの設定はetchの時と同じようにしました.これはcronを使って,定期的にwgetを実行し,DDNSサーバーに登録されてるIPアドレスを更新するものです.
問題点.
でもこの方法って,グローバルIPアドレスが変化して,それをDDNSサーバーに登録するまでの間は,名前解決できなくなっちゃいますね.一番良いのはグローバルIPが変化したタイミングで,DDNSサーバーに更新されたIPを登録しにいくことなんだけど,それはルーターのDDNSクライアント機能を使わないと難しい気がします.
ルーターならグローバルIPが分かるので,グローバルIPが変化したタイミングでDDNSサーバーにアクセスすることが出来るはずです.でも残念ながら,私の持ってるルーターのDDNSクライアント機能だと,私の利用してるDDNSサーバーを利用できませんでした.LAN内のマシン(玄箱)は,グローバルIPを知らないわけで,定期的にサーバーに問い合わせを行うしかありません.多分問い合わせの間隔を狭めるしか解決策がありませんね.やりすぎるとサーバーに負荷がかかるので,よろしくないのですが….
あまりスマートではありませんが,玄箱にプロキシサーバーを立てて,DDNSサーバーのように振舞えば良いのかもしれません.要するにルーターのDDNSクライアントの機能とサーバー側の機能がマッチしないので,ワンクッション置きます.(下記の順番でアクセスする)
NTPの設定
時刻を自動的に調整するようNTPクライアントを導入しました.利用したソフトはntpdate.まずは導入します.
apt-get install ntpdate
正常に時刻を取得できるのかテストします.
ntpdate-debian
NTPサーバをデフォルトで使用されているものから変更します.
/etc/default/ntpdateというファイルを以下のように編集しました.
ちなみに今回利用したNTPサーバは福岡大学のものです.
# The settings in this file are used by the program ntpdate-debian, but not # by the upstream program ntpdate. # Set to "yes" to take the server list from /etc/ntp.conf, from package ntp, # so you only have to keep it in one place. NTPDATE_USE_NTP_CONF=no # List of NTP servers to use (Separate multiple servers with spaces.) # Not used if NTPDATE_USE_NTP_CONF is yes. NTPSERVERS="clock.nc.fukuoka-u.ac.jp" # Additional options to pass to ntpdate NTPOPTIONS="" ~
あとは,cronを使って一日一回ntpdate-debianを実行するようにスケジューリング設定しました.cron便利すぎます!