玄箱に外付けHDDをマウントしてみる

玄箱に外付けHDDをマウントします.ファイルシステムFAT32です.*1

外付けHDDが,どのように認識されているのか調べる

僕の苦手な作業です.外付けHDDがどのディバイスとして認識されているのかを調べます.まずは,dfコマンドで自動でマウントされていないか調べました.しかし,自動ではマウントされていないようです*2.

次に/dev/以下を覗いてみました.すると/dev/bus/usb/001/001と002というのを発見.いかにも怪しそうな感じがします.fdiskでパーティションがどのようになっているのか調べます.これが正解なら,きちんとパーティションが表示されるはずですが,どうやら違っていたようです.

USBメモリをマウントせよという記事を参考にして,片っ端からパーティションを覗いていきます.すると/dev/sdbとして認識されていることが判明しました.

   Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sdb1               2       38913   312560640    f  W95 Ext'd (LBA)
/dev/sdb5               2       38913   312560608+   b  W95 FAT32

玄箱にはUSB端末が二つあるけど,もう一つのほうにも外付けHDDを接続すると/dev/sdcになるのかな?これはあとで試してみないといけないですね.

マウントする

mount /dev/sdb5 /home/share/usb/

ファイルシステムを明示しなければいけないのかと思いましたが,単純にこれだけでマウントできました.あまりに簡単でびっくりしました.玄箱付属のLinuxだとかなり大変でした…苦い記憶がよみがえります.日本語もばっちり表示されています.

ちなみに/home/share/をSambaでファイル共有しているので,今回のように/home/share/usbとしてマウントすると,自動的にSambaを通じてファイルが共有できます.これはすごく便利です.

自動マウント

いつも外付けHDDやフラッシュメモリが刺さっているわけではないので,USBストレージを認識したら自動的にマウントするよう設定します.(続きは後で)

*1:余談ですが,外付けHDDやUSBメモリはといった製品は,FAT32でフォーマットされているケースが多いように感じます.現在主流のWindows XP/VistaではNTFSですが,それ以前のWindowsマシンはFATが主流でした.おそらく,そういった古いマシンでも利用できるように考慮されているのでしょう.

*2:自動マウントは今後の課題ですね