Windowsをサーバーとして使う

Windowsをサーバーとして使うための設定です.
サーバーといってもあまり本格的なものではないので注意してください.
DMZにおくようなサーバーではなく,サブマシン的な使い方を想定してます.


今回いじるマシンにはディスプレイがありません.
そこでUltraVNC Serverを使うことでリモート操作しようと考えました.
つまり,UltraVNC Serverが常時動いている必要があります.
また,ニコニコ動画をキャッシュするためのNicoCacheもこのマシンで動かします.

電源が供給されていれば,パソコンを起動する

勝手に電源が切れても困らないようにするために,
かってに電源が入るようにしましょう.


これはBIOSの電源管理の設定から行います.
私の利用してるパソコンのBIOSでは,次のオプションが選べました

  • off
    • 電源が供給されても,勝手に起動しない
  • on
    • 電源が供給されたら,勝手に起動する
  • last
    • 電源が供給されたとき,以前の状態を復元する
    • 例えば,起動中に停電になって,もういちど電源が供給されたら,起動する

バックグラウンドでサービスを動かす

ログインしないでも各種サービスを利用するための設定です.


UltraVNCは,インストールする際,Windowsサービスに登録するというチェック項目があります.
ここにチェックを入れれば,バックグラウンドで起動してくれます.


次にNicoCacheをバックグラウンドで動くように設定します.
調べてみると,普通のアプリケーションをWindowsサービスとして動かすのは,
結構面倒なようです.


exe形式のファイルなら,sexeというソフトを使うことで,
Windowsサービスにできるようなのですが,NicoCacheはbat形式のファイルなので,この方法は利用できません.


最終的には,Windowsのタスクマネージャーを使って,NicoCacheのサービスを動かすことにしました.
スタート > プログラム > アクセサリ > システムツール > タスク
この順でタスクマネージャーを起動し,任意のサービスを登録できるようです.